【2016IH予選】茨城県予選

男子は選抜出場の茗溪学園、関東準優勝の水戸葵陵が敗退し、土浦日大が優勝。女子は守谷が代表戦を制して17年連続

開催日・会場
団体戦 6月16日(木)〜17日(金) カシマスポーツセンター
個人戦 6月21日(火) 茨城県武道館

◇男子団体戦(参加校数71校)
優勝 土浦日大(4年ぶり 回目)
土浦日大(1)
2位 茗溪学園
3位 水戸葵陵
3位 土浦湖北

▽男子団体決勝
茨城男子表

男子決勝
○土浦日大 1本1 茗溪学園●
動画は剣道ナビ(ケイタイ・スマホ会員制有料サイト)で見られます

男子準決勝
○土浦日大 2-1 土浦湖北●動画あり
○茗溪学園 1代1 水戸葵陵●動画あり(代表戦)

準々決勝
○水戸葵陵 2-1 岩瀬日大●動画あり

【戦評】男子団体は、関東大会準優勝の水戸葵陵が準決勝で敗退する波乱の中、土浦日大が春の選抜代表校・茗溪学園を破り優勝、4年ぶりのインターハイ出場を決めた。春の選抜大会に続いての茨城県代表を目指す茗溪学園と、4年ぶりのインターハイ出場を狙う土浦日大の対戦となった。先鋒戦は、序盤から平井選手(茗溪学園)が積極的に先を掛けて思い切った技を出していく。金原選手(土浦日大)も捌きながら反撃のチャンスをうかがうが、試合の中盤、徐々にペースを握った平井選手が金原選手の手元の崩れを逃さずにコテを決めて一本勝ちを収める。次鋒戦は、昆選手(茗溪学園)と鈴木選手(土浦日大)とも慎重に技の機会を探り合う展開で、延長に入っても両者とも決め手を欠いて引き分けとなる。中堅戦。差を詰めたい比佐選手(土浦日大)が序盤から思い切りの良い技を繰り出し攻め込んでいくが、川井選手(茗溪学園)もよく見てその攻撃を捌きチャンスをうかがう展開となった。結果は互いに打ちきれず引き分けとなり茗溪学園がリードを保ったまま終盤戦を迎えた。副将戦の川﨑選手(茗溪学園)と茅根選手(土浦日大)の試合は、互いに攻める気持ちが前面に出た試合となった。両者とも先を掛けて前へ圧力をかけ続ける激しい展開であったが、互いに決め手を与えず引き分け。勝敗の行方は大将戦に持ち越された。
県代表を掛けた大将戦は、何としても差を縮めたい木村選手(土浦日大)は序盤から攻勢をかけ、中間間の打ち合いから大竹選手(茗溪学園)の居着きをとらえてひきメンで先制すると、続けざまに攻め合いから相手の手元が上がったところを逃さずコテを決めて二本勝ち。勝ち数で同点とした土浦日大は、取得本数で逆転して本数勝ちを収め、4年ぶりの優勝とインターハイの出場を決めた。

◇女子団体戦(参加校数50校)
優勝 守谷(17年連続20回目)
守谷(1)
2位 土浦湖北
3位 岩瀬日大
3位 境

▽女子団体決勝
茨城女子表
女子決勝
○守谷 0代0 湯本●
動画は剣道ナビ(ケイタイ・スマホ会員制有料サイト)で見られます

準決勝
○守谷 2-0 岩瀬日大●動画あり

準々決勝
○守谷 5-0 鹿島●動画あり

【戦評】女子団体は打倒守谷に闘志を燃やす各校の挑戦を跳ねのけ、守谷が関東予選、関東大会に続いての優勝を決めた。インターハイ茨城県予選17連覇を達成、連続優勝の記録を更新してのインターハイ出場となった。
関東大会優勝の守谷と関東大会ベスト8の土浦湖北の対戦となった。試合は関東大会で活躍したチーム同士、白熱した展開となった。先鋒戦は力強い攻め合いから思い切った仕掛けを見せる大坂選手(守谷)と冷静に捌きながらも機会と見るや捨て切って技を繰り出す杉崎選手(土浦湖北)の試合は激しい攻防となったが、延長に入っても勝負がつかず引き分けとなる。次鋒戦、渡邉選手(守谷)は上段の真家選手(土浦湖北)の居着きをうまくとらえてコテを先制する。一方の真家選手も間合いの攻防から上手く相手の居着きをとらえて片手メンを決めて同点とし、そのまま引き分けとなる。中堅戦は海老原(晴)選手(守谷)、飯島選手(土浦湖北)とも慎重に相手の出方を見ながら試合を運ぶ。機会を探り合う中でも機会と見るや思い切った仕掛けを見せる両者であったが、延長に突入しても勝敗が決まらず引き分け。副将戦も慎重な立ち上がりから、海老原(綾)選手(守谷)、塚田選手(土浦湖北)とも互いに決め手を与えず、またも引き分け。先鋒から副将まで4引き分けで大将戦を迎えた。大将戦も互いに機会を探り合う慎重な試合となったが、西口選手(守谷)、岩渕選手(土浦湖北)の気迫が溢れ出る激しい攻防が繰り広げられた。しかし、試合はそのまま引き分けとなり代表戦にもつれこんだ。
県代表を掛けた代表戦も白熱した展開となった。先の関東大会でも何度も代表戦を凌いで勝ちあがった西口選手は序盤から攻勢をかける。一方の飯島選手も気迫で立ち向かい冷静に捌いてチャンスをうかがう。試合は、延長に入ってから徐々にペースをつかんだ西口選手が力強く攻めて相手の崩れを誘ってメンを決めて勝利。代表戦を制した守谷が17年連続のインターハイ出場を決めた。

◇男子個人戦(参加人数158名)
優勝 渡辺悠斗(土浦湖北2年)
2位 遅野井匡(水戸葵陵3年)
茨城男子個人(1)
3位 梅落太郎(岩瀬日大3年)
3位 大竹颯希(茗溪学園3年)
【戦評】決勝は遅野井選手(水戸葵陵)と渡辺選手(土浦湖北)との対戦となった。冷静に機会を探りながらも思い切った仕掛けを見せる両選手の試合は、互いに決め手を与えず延長へ突入する。延長に入ってからも膠着状態が続くかと思われたが、打ち合いの攻防から渡辺選手がひきメンを決めて勝利。渡辺選手は関東予選に続き、県内大会連覇を決めた。

◇女子個人戦(参加人数130名)
優勝 西口真琴(守谷3年)
2位 小堀桃佳(鹿島2年)
茨城女子個人(1)
3位 国府田茉歩(下館第一3年)
3位 工藤菜美里(藤代3年)
【戦評】決勝は西口選手(守谷)と小堀選手(鹿島)との対戦となった。小堀選手は2年生ながら臆することなく攻撃を仕掛け、対する西口選手もその気迫を跳ね返すかのように思い切った技を繰り出し、序盤から激しい仕掛けの応酬となった。試合は、互いに惜しい技があったが一本とならず延長戦を迎える。延長に入ってからも思い切った技を出し合う展開が続く中、小堀選手が思い切りよくメンに飛んだところを、西口選手が狙い澄ましたようにドウを返して一本。準優勝した昨年に続き、2年連続のインターハイ出場を決めた。

(報告・戦評=市毛孝史)

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