全日本東西対抗、大将戦にもつれる熱戦の末、東軍が優勝

平成29年10月10日、第63回全日本東西対抗剣道大会が福岡市民体育館で開催された。5人制の女子の部は西軍が東軍を4―1と圧倒して勝利を収めた。35人ずつで争われる男子の部は東軍が3連勝で幸先良いスタートを切るも、その後西軍が逆転、18将までの七段戦を終えて西軍が10―8とリードを奪う。八段戦は東軍が盛り返し4将戦を終えて17―15と王手をかける。しかし西軍は3将浦(兵庫)、副将大城戸(愛媛)の勝利で同点とし、大将戦に勝敗がゆだねられた。
豊村(東京)と寺崎(佐賀)による大将戦。寺崎がコテ技などでしかけるのに対し、「相手の守りが固かった」と語る豊村は手数少なく慎重に戦う。満を持して繰り出したコテメン、メンなども寺崎をとらえることはできない。寺崎も十分に打ち切る打突がなかなか出せないまま試合は延長にもつれるが、寺崎のコテが決まらなかったところに、豊村が渾身のひきメンを奪い、東軍が大接戦を制した。

大将戦、豊村(東京)がひきメンを決める

優秀試合
男子15将 栄花直輝(北海道) メメ―コ 蓮尾孝幸(福岡)
男子5将 山中洋介(鳥取)メメ―メ 石田利也(東京)
優秀選手
女子副将(西)小津野祐佳(岡山)
男子26将(西)立花義人(福岡)
男子19将(西)竹中健太郎(鹿児島)
男子11将(東)佐賀豊(北海道)
男子副将(西)大城戸功(愛媛)
男子大将(東)豊村東盛(東京)

男子15将、栄花がメンを先取するも蓮尾が出ゴテで追いつく。延長で栄花がメンに跳び込み(写真)勝利を収めた

5将戦、メンを先取した山中に対し、石田もメンを決めて追いつくが、延長に入って間もなく山中がまたもメンを決め(写真)、石田を下した

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