全国高校選抜、男子1~2回戦トピックス

2017年3月27日、全国高校選抜剣道大会の1~2回戦が行なわれ、最終日に行われる3回戦の組み合わせは以下の通りとなった。

【男子ベスト16 3回戦組み合わせ】
浜名(静岡)×九州学院(熊本)
育英(兵庫)×秋田商業(秋田)
長野日大(長野)×桐蔭学園(神奈川)
筑紫台(福岡)×佐野日大(栃木)
東福岡(福岡)×西京(山口)
球磨工業(熊本)×日吉ヶ丘(京都)
小牛田農林(宮城)×水戸葵陵(茨城)
履正社(大阪)×東海大札幌(北海道)

【男子1~2回戦トピックス】
5連覇を目指す九州学院は紙一重の勝ち上がり。本庄第一(埼玉)との1回戦は次鋒近本の勝利のみで1―0。中央学院(千葉)との2回戦、先鋒重黒木が二本勝ち、次鋒近本も一本勝ちで続く。ところが副将戦では中央学院の上段栗田に黒木が二本を献上、一気に緊張感が高まった。が、大将戦は引き分けで九州学院が勝ち進む。ここ数年の絶対的な強さには至らない印象で、最終日はまったく予断を許さないだろう。
反対側ブロックでは水戸葵陵の状態が良さそうだ。初戦は崇徳に先鋒から3連勝で勝利。2回戦は磐田東に先鋒戦で先行されるも、中堅岩部、大将寒川の勝利で逆転勝ちを収めた。ただし3回戦で対戦する小牛田農林も好調。初戦で玉島との代表戦を先鋒に入っていた水沼の勝利で制すると、2回戦は高松商業に4―0と完勝した。
2校が残った県は福岡と熊本。球磨工業(熊本)は1回戦で八幡工業(滋賀)との接戦を制すると、好勝負となった2回戦で明豊(大分)に代表戦の末、向坂がコテを決め、ベスト16入りを果たした。福岡勢は筑紫台が酒田商業(山形)との1回戦、帝京第五との2回戦とも、同点で迎えた大将戦で百田が真価を見せ勝利を収めた。一方の東福岡は新潟名訓との1回戦、箕島(和歌山)との2回戦ともに代表戦となるも、いずれも中山が制した。福岡の両校は絶対的大将はいるものの、優勝を争うには他のメンバーの奮起が不可欠であろう。
年々力をつけている浜名(静岡)は1回戦、副将長田の勝利で1―0で龍谷を下すと、2回戦は長田と大将楠の勝利で土浦日大(茨城)に逆転勝ち。佐野日大(栃木)も2回戦で札幌日大(北海道)に3―1で逆転勝ち。東海大菅生(東京)には先鋒志良堂の勝利で1―0と競り勝った。育英(兵庫)は日本航空(山梨)を1―0で下すと、高千穂(宮崎)との2回戦は副将松澤、大将横藤が勝って鮮やかな逆転勝ちを収めた。いずれも後衛陣が地力を見せた。西京(山口)は初戦で大同大大同に4―1と万全の勝利。2回戦は前橋育英(群馬)に対し副将戦で追いつかれ代表戦となるが、大将の福間が踏ん張って勝利。日吉ヶ丘(京都)は龍谷富山戦、東奥義塾(青森)戦ともに3―0で勝利。好調ぶりをうかがわせた。いずれも最終日が楽しみなチームである。
秋田商業は1回戦で奈良大附属との代表戦を小野が制すると、2回戦はこの試合からの出場となった次鋒佐藤が見事に二本勝ちで、1(2)―1(1)の辛勝。監督の采配が見事に当たった。
履正社(大阪)は添上(奈良)に4―0と快勝するも、2回戦は東海大浦安(千葉)との接戦。好勝負となったこの1戦は代表戦で森島(諒)がコテを決め履正社が勝ち進んだ。東海大札幌(北海道)は小禄との初戦を大将小田の勝利で突き放すと、2回戦は次鋒から副将が3連勝で快調に3回戦進出を決めた。桜丘(愛知)に代表戦で勝ち、平工業(福島)を下した長野日大は健闘といえよう。
九州学院は3回戦が浜名(静岡)、4回戦が育英(兵庫)と秋田商業(秋田)の勝者との対戦。今年は予断を許さない戦いが続きそうだ。

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