【2017IH予選】茨城県予選結果

6月20日(火)~21日(水)、26日(月)
下館総合体育館、さくらアリーナ

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男子
3回戦 水戸葵陵 -下妻第一
3回戦 土浦第一 – 古川第三

女子
3回戦 守谷 – 伊奈
3回戦 常総学院 – 日立北

6月20、21日、26日の3日間に渡り、平成29年度第64回全国高等学校剣道大会茨城県予選会が開催された。男子団体・男子個人は水戸葵陵が、女子団体・女子個人は守谷が、それぞれ出場権独占という結果であった。
男子団体は、全国選抜大会準優勝,関東大会での団体・個人両部門制覇の勢いそのままに水戸葵陵が優勝。3年ぶりのインターハイ出場を決めた。
女子団体は守谷が,関東大会第3位という結果に続き,インターハイ茨城県予選18連覇を達成,連続出場記録を更新しての優勝となった。
個人戦は、男女とも同じ高校の選手同士での決勝戦となった。男子個人戦は水戸葵陵・寒川選手が優勝、2位が、同じく杉田選手であった。女子個人戦は守谷・柿元選手が1年生ながら見事に優勝。同じく髙野選手が2位となった。以上の4名が、茨城県代表としてインターハイへの出場権を獲得した。

◇男子団体(67校参加)
優勝 水戸葵陵(3年ぶり16回目)
2位 土浦湖北
3位 茗溪学園
3位 土浦日大

決勝

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【戦評】
男子団体の決勝は,3月の全国選抜大会では準優勝,先の関東大会では団体・個人の両部門を制した水戸葵陵と初出場ながら第3位と大健闘を見せたインターハイ以来,2年ぶりの出場を狙う土浦湖北との試合となった。
先鋒戦の青木選手(水戸葵陵)と倉持選手(土浦湖北)の試合は,両者とも立ち上がりから慎重に試合を進め,中心の攻防から冷静にチャンスをうかがう。機会と見るや互いに思い切った仕掛けを見せるが,打ち切らせずそのまま引き分け。
次鋒戦で試合が動く。立ち上がりこそ慎重な攻防を見せていたが,次第に手数をかけてゆさぶりをかける両者。そのような展開の中,先制をしたのは貝塚選手(水戸葵陵)。北沢選手(土浦湖北)が相手の攻めを後ろにさばいて技を出そうとした瞬間,貝塚選手が出ばなをメンにとらえて一本とし,そのまま一本勝ちを収める。
中堅戦。流れを引き戻したい藤井選手(土浦湖北)が上段から思い切った技で積極的に相手を攻め立てていくが,一方の杉田選手(水戸葵陵)も相手の気迫を冷静にはね返し,落ち着いて試合を運ぶ。結果は,つばぜり合いから,杉田選手が相手の引き技の起こりうまくとらえ,引きメンで先制すると,そのまま一本勝ち。水戸葵陵が大きく流れを引き寄せた。
副将戦。リードする水戸葵陵の岩部選手は,チームの勢いそのままに激しく相手を攻め立てていく。しかし,安田選手(土浦湖北)も相手の攻めを冷静にさばいて機会をうかがい,岩部選手がメンに来たところに胴を決めて一本勝ち。水戸葵陵に大きく流れが傾きかけたところで踏みとどまった土浦湖北が,スコアを2(2本)対1(1本)とし,勝負は大将戦へ持ち越された。
大将戦は決勝を争うにふさわしい白熱した試合となった。序盤,逆転勝ちを狙う渡辺選手(土浦湖北)は,寒川選手(水戸葵陵)が後ろにさばいたところに見事なツキを決めて一本とし,逆転勝利への足掛かりを作る。一本を先制した後も攻撃の手を緩めない渡辺選手であったが,寒川選手も簡単には流れを渡さず,冷静に反撃の機会を狙う。代表戦の様相を呈してきた試合終盤,コテの相打ちの後,寒川選手が相手の居つきをうまくとらえ,メンを決める。その後も,大将同士の気迫のぶつかり合う激しい試合が展開されたが,そのまま引き分けとなり,2-1で水戸葵陵が勝利。3年ぶり16回目の出場を決めた。

◇女子団体(50校参加)
優勝 守谷(18年連続21回目)
2位 土浦湖北
3位 茗溪学園
3位 岩瀬日大

決勝

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【戦評】
女子団体決勝は,17年連続インターハイ出場中の守谷と,その牙城を崩しインターハイ出場を勝ち取りたい土浦湖北という,1月の全国選抜予選の決勝と同じ顔合わせとなった。
先鋒戦は,阿部選手(土浦湖北)が思い切った仕掛けを見せて試合の流れを作るが,徳田選手(守谷)も冷静な試合運びで打ち切らせず,そのまま引き分け。
次鋒戦,上段の本多選手(守谷)と平山選手(土浦湖北)ともに立ち上がりから足を使って,互いに機会を探り合う展開であったが,試合の中盤,間合いの攻防から本多選手が平山選手の起こりをとらえて片手メンを決めて先制すると,そのまま試合のペースを渡さず一本勝ち。
中堅戦は,小野澤選手(守谷),杉崎選手(土浦湖北)とも慎重に間合いをはかりながら,じっくりと試合を組み立て,緊迫した攻防が展開された。試合は,勝負どころでは両者とも思い切った技を繰り出すが,互いに打ち切らせず,そのまま引き分けとなる。
副将戦は,中堅戦の流れをそのまま引き継いだかのように,髙野選手(守谷),塚田選手(土浦湖北)とも,じっくりと攻め合い,緊迫した中心の攻防が続く。何とか追いつきたい塚田選手は思い切って技を出していくが,髙野選手も機会をとらえた技で応酬し流れを渡さない。試合はそのまま引き分けとなり,守谷がリードを保って大将戦へもつれ込んだ。
大将戦。何としてもポイントが欲しい岩渕選手(土浦湖北)は序盤から果敢に攻め込んでいくが,先の関東大会個人優勝の柿元選手を崩すには至らず,柿元選手がコテとメンを立て続けに決めて勝利。守谷が18年連続でインターハイへの出場権を獲得した。

◇男子個人(151名参加)
優勝 寒川祥(水戸葵陵3年)
2位 杉田龍太郎(水戸葵陵3年)
3位 安田泰士(土浦湖北3年)
3位 渡辺悠斗(土浦湖北3年)

【戦評】
男子個人決勝は,水戸葵陵同士の試合となった。序盤は寒川選手,杉田選手とも積極的に技を繰り出していく。チームの主力同士の意地がぶつかり合う激しい技の応酬となる中,杉田選手が引きドウで先制すると,寒川選手もすぐさまコテを決めて反撃する。その後は,両者とも慎重に機会を探り合う展開となり,勝負は延長戦へ突入した。試合は,寒川選手が,中心の攻防から相手の手元が上がったところにコテをとらえて一本。優勝を決めた。

◇女子個人(127名参加)
優勝 柿元冴月(守谷1年)
2位 髙野菜央(守谷2年)
3位 金子晴希(土浦日大3年)
3位 駒田奈都(岩瀬日大2年)

【戦評】
女子個人決勝は守谷同士の試合となった。序盤から柿元選手が積極的に技を仕掛け,プレッシャーをかけていくが,髙野選手も足を使って相手の攻めをうまくさばいていく。守谷同士,手の内を知り尽くしているのか,なかなか好機を見いだせず延長戦へもつれ込む。延長に入ってからもなかなか好機を見いだせない両者であったが,最後は関東個人優勝の柿元選手が実力を発揮し,上手く相手の起こりをとらえてコテを決めて優勝を果たした。

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