【2017IH予選】北海道予選結果

6月13日(火)~16日(金)
岩見沢スポーツセンター

平成29年度第63回北海道高等学校剣道選手権大会兼第64回全国高等学校剣道大会北海道予選会が6月13日(火)~16日(金)に岩見沢市スポーツセンターを会場に開催され、団体戦男子25校、女子24校、個人戦男子60名、女子54名が出場した。

開会式は、昨年度優勝校の男子東海大学付属札幌高校、女子札幌日本大学高校を先頭に333名の選手が清々と入場行進を行った。優勝旗・優勝杯返還後、大会長、大会委員長挨拶、来賓の方々より祝辞を頂き、さらに佐賀豊審判長から注意が述べられた。その後、選手を代表して岩見沢緑陵高校剣道部主将志賀昭仁選手と神田未来選手から高校生らしくすがすがしい選手宣誓があった。公開演技で、打太刀教士七段林満章先生、仕太刀教士七段平野雅嗣先生による気迫と緊迫感の感じられるたいへん素晴らしい日本剣道形が披露されると会場は一気に張り詰めた雰囲気となり、いよいよインターハイを目指した熱戦が始まった。

◇男子団体(91校参加)
優勝 東海大札幌(4年連続27回目)
2位 恵庭南
3位 札幌東
3位 札幌日大

【決勝】

【戦評】
男子団体決勝は、昨年の決勝と同じ顔合わせとなった。
準決勝で札幌東高校を倒し、四連覇のかかる東海大札幌高校と、札幌日本大学高校を接戦の末に下し、4年ぶりの優勝を狙う恵庭南高校。
先鋒戦は、終盤に芳賀選手(東海大札幌)が大薄選手(恵庭南)にコテ返しメンを決め、そのまま時間切れとなり一本勝ち。東海大札幌が先制する。次鋒戦は、中盤、栄花選手(東海大札幌)が岩永選手(恵庭南)の手元を浮かせ鋭いコテを決める。時間となり一本勝ちを収める。東海大札幌が連勝し、王手をかける。
中堅戦は、小田選手(東海大札幌)が沢田選手(恵庭南)に裏交差から鮮やかな引きメンを決め先制する。沢田選手も小田選手の手元が崩れたところコテをとらえタイに戻すが、すぐさま小田選手が一瞬の隙を逃さず引きメンを放つ。この瞬間、東海大札幌高校の四連覇が決まった。
勝敗が決まった後の対戦。副将戦は、川口選手(東海大)が清野選手(恵庭南)に電光石火の引きメンで一本勝ち。大将戦は、廣澤選手(東海大)が髙橋選手(恵庭南)のコテを裏で制してメンを決め一本勝ち。
東海大は予選リーグも含め、出場した全選手が負けなしの堂々の優勝だった。

◇女子団体(56校参加)
優勝 札幌日大(2年連続15回目)
2位 岩見沢緑陵
3位 東海大札幌
3位 札幌丘珠

【決勝】

【戦評】
女子団体戦は、札幌日本大学高校と岩見沢緑陵高校との戦いとなった。
先鋒戦、初太刀、出口選手(岩見沢緑陵)が勢いのある跳び込み面からの試合展開が始まった。これは一本にならず、すぐさま関川選手(札幌日大)の引き胴が一本に決まる。このあと、関川選手(札幌日大)のペースになる。小手返し面、引き面、突きを関川選手(札幌日大高校)が繰り出すが、不十分。その後、関川選手(札幌日大)がまた引き胴を打ったあと、出口選手が追ってきたところをすかさず、出ばな面を決め二本勝ち。
次鋒戦は先鋒戦の勢いをそのまま引き継ぎ、尾張選手(札幌日大)が終始優勢。お互いに反則を一回ずつもらい、そのまま延長戦にもつれこむ。原子選手(岩見沢緑陵)が面を見せて小手にいったところに尾張選手(札幌日大)が返し胴を決め一本勝ちとなる。
中堅戦は、重岡選手(札幌日大)が序盤跳び込み面を打ち、これが一本に決まる。この後、重岡選手(札幌日大)が反則をもらい、神田選手(岩見沢緑陵)も返そうと逆胴や面を打つが不十分。そのまま時間となり、一本勝ちで札幌日本大学高校の優勝が決まる。
副将戦と大将戦は、勝負が前で決まっていたが、お互い堂々たる試合内容であった。副将戦、今野選手(札幌日大)と安藤選手(岩見沢緑陵)は、お互い引き技(引き面、引き胴)を繰り出すが、不十分。その後、今野選手(札幌日大)の突きも不十分だが、安藤選手(岩見沢緑陵)も面を繰り出し応戦。時間となり引き分けであったが、堂々とした試合に拍手が沸いた。
大将戦は、終始濱田選手(札幌日大)の優勢な状況で試合展開が進むが、荒木選手(岩見沢緑陵)も負けじと打突部位をとらえようと技を出す。両者一本にならず、時間となり引き分けとなった。
札幌日大の地力の強さが目立ち、堂々たる優勝であった。岩見沢緑陵も勝負は、中堅戦で決まってしまった展開であったが、先鋒から大将まで積極性のある見応えのある試合であった。会場からは両者に拍手が送られた。

◇男子個人(519名参加)
優勝 小田宗治(東海大札幌3年)
2位 廣澤快(東海大札幌3年)
3位 芳賀光(東海大札幌3年)
3位 川口翔太郎(東海大札幌3年)

【戦評】
男子個人戦ベスト4はすべて東海大札幌勢。決勝戦で相まみえたのは、芳賀選手(東海大札幌)を鮮やかなコテ2本で下した小田選手(東海大札幌)と、川口選手(東海大札幌)との熱戦を引きメンで決めた連覇のかかる廣澤選手(東海大札幌)。1月の全道新人大会決勝と同じ対戦である。
小田選手が果敢にメン、ツキを放てば、廣澤選手はここまで冴をみせてきた引きメンを放つなど、両者持ち味を発揮し、激しい攻防が続いた。小田選手のコテに対して廣澤選手がコテ返しメンで応酬するが有効打にならず延長戦へ。鍔競り合いで両者に反則。反則で勝負が決した新人大会と同じ結末が一瞬よぎる。その後は互いに譲らす緊迫した攻防を展開。試合時間が10分近くなったころ、小田選手の鋭い攻め入りに、廣澤選手が一瞬居着き、そこを逃さず跳び込んだメンに旗が上がる。小田選手が優勝を収めた。

◇女子個人(288名参加)
優勝 照井杜稀矛(旭川大学3年)
2位 廣瀨果音(東海大札幌2年)
3位 濱田裕佳(札幌日大2年)
3位 関川絢心(札幌日大1年)

【戦評】
女子個人戦は、廣瀬選手(東海大札幌)と照井選手(旭川大高)が決勝戦にて、序盤、廣瀬選手(東海大札幌)が飛び込み面を打つが、一本にならず、また、それに負けまいと照井選手(旭川大高)も小手返し面を繰り出し、両者とも鍔迫り合いを一歩も譲らない試合展開をする。鍔迫り合いの時間が長く続き、勝負は延長戦にもつれ込む。延長後、すぐさま照井選手(旭川大高)が廣瀬選手(東海大札幌)の居ついたところを攻め、豪快な跳び込み面が決まった。

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