【2016IH予選】滋賀県予選

開催日
6月2日3日

会場
湖南市総合体育館

◇男子団体戦(参加校数31校)
優勝 比叡山
2位 草津東
3位 八幡工業
3位 滋賀短大附属

▽男子団体決勝
○比叡山 2-1 草津東●
先鋒 ○上野 メ- 和田●
次鋒 横山 メ×コ 轟
中堅 ●大藤 -メ 山中○
副将 ○竹内 メ- 山出●
大将 奥村 コ×メ 小林

男子団体比叡山

◇男子団体戦 戦評
男子の決勝戦は、滋賀短大附属を下して10年連続での決勝進出を果たした草津東と、前年度優勝校の八幡工業に打ち勝って決勝に駒を進め、勝てば36年ぶりの優勝となる比叡山との対決となった。

【先鋒戦】和田(草津東)-上野(比叡山)
先鋒戦は静かな立ち上がりとなった。互いに無駄な技は出さず、ここぞという一本に勝負をかけた。その中で、和田が間合いを詰めて攻め込もうとしたが、剣先で中心を取ることができず攻めあぐねた。そこで、中心を譲らなかった上野が面を打ち込み、一本。そのまま時間切れとなり、先鋒戦は比叡山が勝ちをおさめた。
【次鋒戦】轟(草津東)-横山(比叡山)
先鋒が敗れた草津東の轟は、積極的に前に出た。鋭く間合いを詰め、相手が思わず手元を上げたところで小手を放ち、一本を先取した。しかし、試合が再開されるとすぐに横山が面を取り返し、その後延長戦を経ても互いに有効打は出ず、次鋒戦は引き分けとなった。
【中堅戦】山中(草津東)-大藤(比叡山)
中堅戦は激しい打ち合いとなった。山中が何度も引き技を狙うが、一本が決まらない。引き技を打ったことで、試合場のラインをすぐ後ろに背負ってしまうと、大藤はその隙を突こうと間合いを詰めた。しかし、山中がすぐに体勢を整え、大藤を迎え撃って面を打ち込み一本を取った。そのまま試合時間が終了し、草津東が一勝を取り返した。
【副将戦】山出(草津東)-竹内(比叡山)
同点で迎えた副将戦。互いに迂闊な打ちはできないと警戒したか、動きの少ない試合となったが、延長に入って決着がついた。山出が間合いを詰めて小手を打ち込むと、竹内がそれを返して、隙のできた面を捉えて一本を決めた。
【大将戦】小林(草津東)-奥村(比叡山)
立ち上がり、まずは小林が鍔迫り合いから引き面を決め、先取。その勢いに乗ってもう一本取りたい小林は渾身の面を放つが、奥村がその起こりを捉え、出小手を決めた。その後、奥村が何度も小手を狙うが斜めからの無理な打ちとなり、これは決まらない。試合終了直前には、小林が面を打ち込むが、ぎりぎりのところで奥村が受け止めた。そうして、時間切れとなり、大将戦は引き分けとなった。
その結果、比叡山が36年ぶり2回目となる悲願の優勝を果たした。

◇女子団体戦(参加校数22校)
優勝 草津東
2位 八日市
3位 八幡商業
3位 守山

▽女子団体決勝
○草津東 2本2 八日市●
先鋒 ○阪口 ド- 津村●
次鋒 大槻 × 黒田
中堅 ●末吉 -メ 西田○
副将 ○山田 メメ- 小西●
大将 ●對馬 -メ 大河内○

女子団体草津東

◇女子団体戦 戦評
決勝は、冬季大会優勝校の守山を下して勝ち上がった八日市と、昨年度優勝校の草津東との対決となり、昨年度と同じ対戦カードとなった。

【先鋒戦】津村(八日市)-阪口(草津東)
先鋒としてチームに勢いをつけたい両者は、積極的に前に出て技を出したが、近間での打ちが多くなり、なかなか決定打を出すことができなかった。そのまま四分間が過ぎ、延長に入る。鍔迫り合いの場面で、鍔迫りの解消後すぐの隙を突こうとした津村が面を放ったが、阪口がしっかりそれに対応し、返し胴を決めて、草津東がまず一勝をおさめた。
【次鋒戦】黒田(八日市)-大槻(草津東)
先鋒が敗れた八日市の黒田は、これ以上の負けを重ねることを警戒したか、やや守りに入ったような動きであった。そこを大槻が果敢に攻めた。しかし、何度もおしい引き技があったものの、一本が決まらず、延長を経ても勝負がつかずに引き分けとなった。
【中堅戦】西田(八日市)-末吉(草津東)
両者ともに動きの少ない試合展開であったが、試合を制したのは八日市の西田であった。鍔迫り合いとなった場面で、互いにほぼ同時のタイミングで技を繰り出したのだが、胴を放った末吉に対し、西田が先に面を打ち込み一本を決め、八日市が一勝を取り返した。
【副将戦】小西(八日市)-山田(草津東)
副将戦は短時間で決着がつくこととなった。山田が、相手の居着いたところで遠間から一気に間合いを詰めて面を打ち込み、一本を先取。その後、何とか取り返したい小西が面を放つが、これは遠間からの無理な打ちであった。それを冷静に受けた山田が、相手の振り返り様を狙って面を決め、草津東が二勝目を挙げた。
【大将戦】大河内(八日市)-對馬(草津東)
序盤は對馬が優勢に試合を進めているように見えたが、對馬が間合いを詰めてきたところで、その動きの隙をついて大河内が面を放ち、一本を決めた。もう一本取って代表者戦に持ち込みたい大河内は、先取した勢いに乗って積極的に技を出すが、なかなか決定的な場面を作れない。そのまま時間切れとなった。
勝者数は同数となったものの、得本数でわずかに上回った草津東が優勝を果たし、6年連続12回目のインターハイ出場を決めた。
◇男子個人戦(参加人数139名)
優勝 奥村裕一郎(比叡山3年生)
2位 山口哲平(愛知3年生)
3位 藤森郁哉(伊香3年生)
3位 竹内啓悟(比叡山3年生)

男子個人

◇男子個人戦 戦評
山口(愛知)-奥村(比叡山)
初太刀で面に飛び込んだ奥村は、一本こそ決まらなかったもののその勢いに乗って、その後も積極的に技を出した。それに対して、山口はなかなか間合いに入ることができず攻めあぐねたが、奥村の技を冷静に捌いた。両者決定打の出ないまま4分間が過ぎ、延長戦へ。延長が始まり、鍔迫り合いとなると、奥村は相手の居着いた瞬間をついて引き面を放った。これが一本となり、優勝を決めた。

◇女子個人戦(参加人数107名)
優勝 對馬明里(草津東3年生)
2位 村松怜奈(八幡商業2年生)
3位 川上侑記(比叡山2年生)
3位 山田結衣(草津東3年生)

女子個人

◇女子個人戦 戦評
對馬(草津東)-村松(八幡商業)
立ち上がり、先に動いたのは村松であったが、これはやや無理のある姿勢での打突であった。その後、對馬が面を放つがこれも遠間からの打ちであり、決定打とはならない。混戦から鍔迫り合いとなると、ふっと身を引いた對馬が引き面を放ち、一本を先取した。その後、再び鍔迫り合いとなり、對馬は面のモーションを見せ、先ほど面を取られた村松が思わず手元を浮かせたところで胴へと切り替え、試合を決める二本目を取った。こうして、對馬が2年連続の優勝を果たした。

報告
光泉高等学校
村上洋之

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