第64回全日本剣道選手権 勝見(神奈川)が初優勝

11月3日、第64回全日本選手権大会が開催され、勝見洋介(神奈川県警)が初優勝を果たした。

決勝 勝見(神奈川)コ― 國友(福岡)
昨年の2位と一昨年の2位、ともに悲願の初優勝をかけての対戦となる。勝見が積極的にしかけ、國友は機会を待って攻め込むというともに持ち味を出した展開となるが、中盤、勝見がコテに跳び込み、一本を奪う。國友は焦ることなく反撃するが、勝見も変わらぬペースで攻め続け、そのまま終了の笛がなった。勝見が初優勝を果たした。

決勝、勝見がメンを攻める
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優勝・勝見洋介(神奈川・30歳・神奈川県警・出場3回目)
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2位・國友錬太郎(福岡・26歳・福岡県警・出場2回目)
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準決勝 國友(福岡)ド― 地白(北海道)
時間内に積極的に攻めたのは地白。惜しいメンなどもあり、常に先をかけていった。一方の國友は手数が少ないが、これが自分のペースか、惜しいコテ技もあった。試合時間が10分となった準々決勝以降では初めて延長に入ったが、延長に入って3分のところで地白がメンに跳ぶと、國友がドウに返した。國友が2年前に続いて決勝進出を果たした。

準決勝 勝見(神奈川)メメ―メ 宮本(茨城)
学生ながら殊勲の四強入りを果たした宮本。強豪勝見に対しても臆せずに攻め、序盤の相メンもともに惜しいところ。しばらく攻防があったあと、再び相メンとなると、これに宮本が打ち勝って先制した。まだ時間が十分に残っている中、勝見が反撃を開始。体格では劣るが、体をいっぱいに使ったメン技などで攻める。そして試合開始から6分ほどでメンに跳び込み、追いついた。さらに勝負となり、宮本が出るところに勝見は再びメンを決める。百戦錬磨の勝見が勝負所を逃さなかった。

勝見がメンを決めて追いつく(写真)
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3位・地白允大(ぢしろみつひろ・北海道・29歳・北海道警・出場2回目)
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3位・宮本敬太(茨城・21歳・国士舘大学3年・初出場)
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準々決勝 地白(北海道)メコ― 足立(埼玉)
初出場の足立と2回目の出場の地白。ともに落ち着いて自分のペースで試合を運んでいたが、地白がメンに跳び込んで先制すると、さらに1分ほどでコテを決め、二本勝ちを収める。

地白が決めた一本目のメン(写真)
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準々決勝 國友(福岡)メコ― 西村(熊本)
昨年の覇者と一昨年2位の対戦。國友がのびのびと戦い、メンに跳び込んで先制する。まだ時間は十分残っており、反撃の糸口をつかもうと攻める西村だったが、その出ばなに國友が見事なコテを決めた。國友が完勝を収める。

國友がコテを決める(写真)
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準々決勝 江島(大阪)― 宮本(茨城)
28歳で初出場の江島と学生の宮本のフレッシュな対戦。立ち上がりから惜しい技の応酬となる。ややあって江島の技に旗が一本、さらにもう一本上がりかけるも惜しくも一本とはならない。ややあって、宮本も惜しいメンを放つ。さらに宮本は思い切りよくメンに跳び込んで先制した。一本を先制され、やや動揺したか、ほどなく宮本がさらにメンを決めた。一昨年、昨年に続き、今年も学生選手がベスト4入りを決めた。

宮本が決めた一本目のメン(写真)
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準々決勝 勝見(神奈川)メメ― 大石(徳島)
初出場の教員・大石が殊勲のベスト8入りを果たし、昨年2位の勝見に挑んだ。序盤、大石にも伸びのあるメンが見られたが、大石がやや不用意に逆ドウを放ったところに勝見がメンを決めて先制。リードした勝見はたたみかけ、さらにメンを奪って一気に勝負を決めた。

勝見が奪った一本目のメン(写真)
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