第64回全日本剣道選手権 1〜3回戦結果

11月3日、第64回を数えた全日本剣道選手権大会が日本武道館で開催された。3回戦までの結果は以下の通り。

ベスト8
足立柳次(埼玉・埼玉県警・初出場)
地白允大(北海道・北海道警・出場2回目)
西村英久(熊本・熊本県警・出場3回目、昨年度優勝)
國友錬太朗(福岡・福岡県警・出場2回目・一昨年度2位)
宮本敬太(茨城・国士舘大学3年・初出場)
江島千陽(大阪・大阪府警・初出場)
大石洋史(徳島・徳島文理中高教員・初出場)
勝見洋介(神奈川・神奈川県警・出場3回目・昨年度2位)

1回戦 土谷(大阪)―メ 上宇都(鹿児島)
初戦から15分を超える長い試合となる。期待された大阪府警の若手土谷だったが、緊張もあったか、あまり攻める場面が見られない。結局土谷が小さくコテに出たところに上宇都がメンを決めた。

1回戦 権丈(福岡)コ― 東永(埼玉)
10回出場の表彰を受けた東永。過去に2位という実績を持つが、初出場の権丈(鹿屋体大卒)が延長でコテを決める。

1回戦 溝邊(長野)ド― 笠原(和歌山)

1回戦 足立(埼玉)メ― 内藤(福井)

1回戦 西山(高知)メ― 神田(愛知)

1回戦 高見(神奈川)メ― 内田(静岡)

1回戦 宮本(茨城)コ― 草彅(秋田)

1回戦 遅野井(東京)メ― 安藤(北海道)
世界選手権でも活躍した安藤。そろそろ優勝をとの期待もかかっていたが、安藤の惜しいメンの直後、遅野井がメンに跳び込み一本先取。安藤は一本を取り返そうと攻めるがやや焦りが見られ、逆に遅野井のコテ、ひきメンなど惜しい技が見られる。結局そのまま遅野井の一本勝ちとなり、優勝候補の一角が早くも姿を消した。

1回戦 真田(鳥取)メ― 篠井(石川)

1回戦 古畑(青森)メ― 山田(奈良)
延長の末、古畑がひきメンを決める。期待の若手の一人山田も1回戦敗退となった。

1回戦 日置(愛知)メ― 海老原(茨城)

1回戦 嶌津(千葉)メ― 上地(沖縄)

1回戦 地白(北海道)コ― 坂口(京都)
坂口には旗が一本上がるひきメンなど惜しい技があったが、最後は延長で地白がコテに跳ぶ。坂口もメンを狙ったが地白のコテが決まった。

1回戦 江島(大阪)ド― 小嶋(三重)

1回戦 吉冨(静岡)コ― 加々見(山梨)
終了間際に吉冨がコテを奪い勝利。

1回戦 北浦(長崎)メ― 桑原(愛媛)
延長で北浦がきれいにメンに跳び込んだ。

1回戦 越川(東京)ツ― 橋本(山口)
延長で越川が諸手突きを決める(写真)
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1回戦 川木(山形)メ― 鈴木(宮崎)

1回戦 樫原(滋賀)メメ― 鈴木(栃木)

1回戦 大石(徳島)メ― 西野(新潟)

1回戦 勝見(神奈川)メコ― 武田(宮城)
勝見はメンを先制したあと、すぐにコテを決め、快調に二本勝ちを収める。

1回戦 嶋田(埼玉)コ― 栗山(大分)

1回戦 木下(香川)メ― 升田(大阪)
木下のメンと升田の出ゴテの打ち合いで、旗が2―1と割れる微妙な判定となったが、合議で確認の末、木下のメンとなる。

1回戦 西村(熊本)メ― 岩崎(岩手)
2連覇が期待される西村は、延長に入って跳び込みメンを決める。初戦は無難に勝利を収めた。

1回戦 花田(島根)ド― 原(佐賀)

1回戦 小谷(千葉)コ― 富松(福岡)

1回戦 畠中(東京)コメ―メ 桐石(兵庫)
畠中がコテを先制するがすぐに桐石がメンに跳び込んで追いつく。延長に入ってすぐ、畠中がひきメンを決めた。

1回戦 尾池(岡山)メメ― 納谷(群馬)

1回戦 國友(福岡)メ― 山本(広島)

1回戦 佐藤(千葉)ド― 荒木(富山)

1回戦 正代(東京)コ― 原田(福島)
正代が時間内にコテを決め、初戦を突破した。

1回戦(西村)メ― 野田(岐阜)

2回戦 権丈(福岡)メ― 溝邊(長野)

2回戦 宮本(茨城)メ― 西山(高知)

2回戦 真田(鳥取)メ― 遅野井(東京)
延長で真田がひきメンを決めた。

2回戦 江島(大阪)メ― 嶌津(千葉)
大阪勢3人のうち2人はすでに敗れている。最後の砦となる初出場の江島は延長でひきメンを決め、3回戦にコマを進めた。

2回戦 川木(山形)メ― 吉冨(静岡)

2回戦 大石(徳島)コメ― 樫原(滋賀)
大石はコテを決めたあと、さらにひきメンを決め二本勝ち。

2回戦 勝見(神奈川)メコ― 花田(島根)
メンを先取した勝見がさらにコテを決める(写真)
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2回戦 畠中(東京)コ― 小谷(千葉)
長い試合となったが、畠中がコテに跳び込んで決めた。

2回戦 足立(埼玉)メ― 上宇都(鹿児島)

2回戦 高見(神奈川)メ― 古畑(青森)

2回戦 地白(北海道)メ― 日置(愛知)

2回戦 北浦(長崎)メメ― 越川(東京)

2回戦 木下(香川)メ― 嶋田(埼玉)

2回戦 西村(熊本)コ― 尾池(広島)
尾池には惜しいメンや逆ドウなどがあり、緊迫した戦いとなったが、延長で尾池がメンに出るところに西村が出ゴテを決めた。西村はやや苦戦しながらも2回戦を突破。

2回戦 國友(福岡)メ― 佐藤(千葉)
延長で國友がメンを決めた。

2回戦 西村(兵庫)コ― 正代(東京)
正代がメンに出るところに西村が力強くコテを決める。優勝候補の一角と見られた正代を西村が下した。

3回戦 宮本(茨城)メコ― 権丈(福岡)
1、2回戦から好調さが感じられた宮本が、メンを決めたあとすぐにコテに跳び込み、快勝。宮本が台風の目となりそうな予感が漂う。

3回戦 江島(大阪)ド― 真田(鳥取)
時間内に江島がドウを抜いて一本勝ちを収めた。

3回戦 大石(徳島)メ― 川木(山形)
大石がひきメンを決め一本勝ちを収めた。

3回戦 勝見(神奈川)メ― 畠中(東京)
実力者同士、20分近い試合となるが、最後は勝見のメンと畠中の出ゴテの打ち合いで、勝見のメンが決まった。好調の勝見が難敵を突破してベスト8へ。昨年果たせなかった優勝を手にすることができるか。
勝見のメンが決まる(写真)
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3回戦 足立(埼玉)メ― 高見(神奈川)
延長で足立がまっすぐメンに跳び込んで決めた。初出場の足立がベスト8進出を決めた。

3回戦 地白(北海道)コ― 北浦(長崎)
延長で地白がコテを決めてベスト8へ。

3回戦 西村(熊本)コ― 木下(香川)
時間内から西村に惜しいコテなどがあり、徐々に調子を上げてきた印象。しかし木下にも惜しいメンがあり、場内がどよめく場面も。結局西村が延長で得意のコテを決めた。

3回戦 國友(福岡)メ― 西村(兵庫)
好調な二人による対戦。予断を許さない互角の勝負となったが、延長で國友がメンに跳び込んで2年ぶりのベスト8入りを果たした。

 

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