第59回全日本実業団剣道大会  パナソニック(ES門真)が実業団日本一に輝く

全国各地から367の企業が東京・日本武道館に集い、実業団剣道日本一の座を争った。
大会の頂点に立ったのはパナソニック(ES門真)。同社は平成24年の第55回大会で本社チームが優勝を果たしているが、今回優勝したES門真チームは同社Bチームである。
今大会、パナソニック(ES門真)は3回戦で関東地区の強豪・三井住友海上(本店)を撃破。その後の6回戦では昨年の優勝チームである西日本シティ銀行(本店)を下すなど、厳しい組み合わせながらも地力を発揮し、トーナメントを勝ち上がった。
決勝戦では、これが初の決勝進出となる富士ゼロックス東京(本社)と対戦した。富士ゼロックス東京は5回戦でパナソニックのAチームである本社チームを倒して勢いに乗っていた。準決勝では、今年の関東大会覇者である富士ゼロックス(本社)と激突。富士ゼロックス東京は富士ゼロックスの販売会社であり、この試合はいわば同門対決。勝負は代表戦にもつれる接戦となったが、富士ゼロックス東京の大将を務める野村が開始からほどなく鮮やかなコテを決めて勝利をおさめた。
パナソニックと富士ゼロックス東京の決勝戦。先鋒戦で小室(富士ゼロックス東京)がドウを先制するも、対する日下(パナソニック)が時間終了間際にコテを返して勝負を引き分けへと持ち込んだ。この日下の奮戦によって士気が高まったか。パナソニックはその後の次鋒戦で勝利をおさめると、中堅戦では奈良県代表として全日本選手権大会への出場経験がある山田が二本勝ち。貴重な2勝目をあげた。
副将戦、引き分けの許されない富士ゼロックス東京は、上段の新海が笹森(パナソニック)を攻めるも、笹森も決して守勢にまわることなく技を出し続け、有効打突の発生せぬまま試合終了。ここでパナソニックの優勝が決まった。
パナソニック(ES門真)のメンバーは先鋒から、日下達基(25歳)、吉村大地(22歳)、山田侑希(24歳)、笹森雄貴(24歳)、足達翔太(26歳)。大会の最優秀選手賞は、決勝戦で見事な二本を奪った山田侑希が受賞した。
富士ゼロックス(本社)とともに大会3位に入賞したのはALSOK(東京)。かつては大会の上位常連であった同チームが8年ぶりのベスト4進出を叶えた。

決勝戦、中堅戦で山田(パナソニック)がコテとひきメン(写真)を決めた
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優勝の喜びに沸くパナソニック陣営
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◯大会結果
優勝◆パナソニック(ES門真)
2位◆富士ゼロックス東京(本社)
3位◆ALSOK(東京)
3位◆富士ゼロックス(本社)
ベスト8◆東レ(滋賀)、日通商事(本社)、NTT東日本(東京)、JR東海(本社)

※大会の詳細は月刊剣道日本12月号(10月25日発売)に掲載予定

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