剣道日本3月号

  • 2017/1/25

昭和51年創刊。剣道界の出来事を知り技術向上をはかるための専門誌

剣道日本3月号

●雑誌
●A4
●170ページ
●860円(税込)
●ISBN 03461-1703

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特集① 求めてこそ稽古

ただ流れ作業のようにメニューをこなすだけ、指導者の指示通りにやらされるだけの稽古では上達は望めない。全日本選手権にも出場したトップレベルの剣士から、ごく一般の剣士、女性剣士、中高生まで、自ら求めて稽古に取り組む人たちや、生徒の求める気持ちを引き出し成果をあげている指導者に聞きました。
■菊地博之教士八段×村山千夏教士七段×米屋勇一教士七段(埼玉)/埼玉県警察学校に剣道の教官として勤務する3剣士は、勤務が始まる前の朝6時半からの稽古を継続してきました。菊地教士は現役を退いて時間が経ち、八段審査への準備を始める時期、先輩とともに朝稽古を開始、後から赴任してきた村山教士、米屋教士もそれに加わりました。菊地教士は八段昇段を果たし、全日本女子選手権5回優勝の記録を持つ村山教士、全日本選手権に12回出場を果たした米屋教士ともに全日本大会出場を継続しています。、現役時代より稽古量が減る中で、誰に強制されることもなく始めた朝稽古について、3人が語り合いました。
■野村慶徳六段(富士ゼロックス)/会社の部員揃っての稽古は週1回、仕事は営業職、小さい子どもがいて会社の稽古参加も不定期という条件の下、週に2〜3回の稽古を確保するために、つてをたどって東京都内各所で稽古する野村選手。稽古場所と時間を確保するための努力や、短い時間の稽古で心がけていることを聞きました。
■加古川中学校(兵庫)/昨年の全国中学校大会で男子団体2位の好成績を残した加古川中。3人のベテラン教師が顧問をつとめ、役割を分担しながら生徒たちの求める気持ちを引き出していました。「剣道が好きな子どもばかり」と指導者自らが語るように、やらされる稽古ではなく自然体で求めていく姿勢が強さの秘密であるようです。その前向きな姿勢はどうやって培われているのでしょうか。指導者と生徒に聞きました。
■塚本浩一監督(守谷高校)×惠土孝吉名誉教授(金沢大学)/全日本選手権大会で活躍し金沢大で長く後進を育ててきた惠土教授が、中京大学の後輩でもありインターハイ女子団体4回優勝などの記録を残した名将塚本監督に、指導法について聞く対談。寮生活のメリットや、生徒との日記の交換など、技術よりも心の指導に重きをおく塚本監督のやり方をじっくりと聞きました。
■冨永哲雄教士八段(東京)/自営業で地元の剣友会で稽古を重ねながら、1回目の挑戦で八段合格を果たした冨永教士に、どんな稽古を重ねてきたのかを聞きました。
■小田口享弘教士七段(岩手・三井住友海上)/実業団剣士ながら世界選手権大会出場経験もある小田口教士。現在は岩手県に勤務し昨年の岩手国体優勝メンバーにもなりました。どんな環境でどんな稽古をしているか聞きました。
■くりた剣道教室(埼玉)/全日本女子選手権大会に17回出場した栗田幸枝教士七段と稽古をしたいという女性剣士たちが立ち上げた会。人が人を呼び、県内の実力者が揃うようになっても、あくまで剣道を楽しむ集まりという姿勢を崩すことのない稽古会を訪ねました。

特集② 新たなる国士舘の剣脈

平成28年度全日本選手権大会のベスト4は、優勝した勝見洋介選手以外を国士舘大学出身者・在学生が占めました。その3名をピックアップするほか、氏家道男剣道部部長に、現在の国士舘大学について聞きました。
■宮本敬太四段/現役選手として全日本選手権での3位入賞を果たし、一躍注目を集めた宮本選手。日本代表候補にも選出されました。茨城県予選から全日本選手権準決勝までの戦い、学生大会での戦い、日頃の稽古などについてインタビューしました。
■國友練太朗五段(福岡県警)/2年前に続く2回目の出場。出場した2回とも2位という見事な結果を残した國友選手。安藤翔選手(北海道)、藤岡弘径選手(和歌山)らが同期という国士舘大学黄金世代の一人でもあります。全日本選手権での戦いを中心に聞きました。
■地白允大五段(北海道警)/2回目の全日本選手権出場で初の3位入賞となった地白選手。國友選手らの3学年上で、苫小牧工業高時代は、20年ぶりに公立高校の選手として道大会個人優勝を果たしインターハイに出場した剣歴の持ち主。派手さはありませんが、地道に積み上げた稽古で見事な結果を残した地白選手の歩みと素顔を紹介しています。
■氏家道男剣道部部長(範士八段)/長く国士舘大学で後進の指導にあたり、現在剣道部部長をつとめる氏家範士。今回全日本選手権で上位入賞した3人のこと、現在の国士舘大学剣道部のこと、そして事件があって部が解散し再出発して以降の歩みについても聞きました。

剣道新八段の横顔

恒例企画。昨年11月の八段審査に合格した13名から寄せていただいた手記を掲載。プロフィール、剣歴とともに、どういう稽古を積んで審査に臨んだか、あるいは審査当日の心境、過ごし方など、昇段をめざす方々必読の内容です。8月〜11月の六、七段審査、居合道、杖道も含む称号審査合格者の名前も一挙掲載しています。

大会レポート

■青龍旗高校錬成大会/昨年までの会場は熊本地震の震源に近い益城町でしたが、関係者の努力で例年通り開催されました。連載「剣・地・人」のページでもその経緯を紹介しています。
■そのほか、千葉県勝浦市で開かれた高校生の大会・若潮杯争奪武道大会、岡山県倉敷市で開かれた練成会KENDO IN KURASHIKIなどをレポートしています。

表紙&インタビュー剣人

■恩田浩司教士八段(警視庁)/近年、東京都の八段戦などで輝きを放つ恩田教士。高校時代の戦績は都大会ベスト4程度で、警視庁入り後は交番勤務も経験、その後特練入りしレギュラーとして活躍、現在は警視庁剣道師範を務めています。剣道エリートではなかった恩田教士の努力の軌跡が分かるインタビューです。

好評連載

◎実業団剣士の実戦力/全日本実業団大会優勝の原動力となった足達翔太選手(パナソニックエコソリューションズが登場。
◎剣に生きる緒方仁司教士八段(熊本・90歳)が登場。
◎思い出の一本/古谷崇子さん(東京)が登場。
◎伸びる、伸ばす少年剣道/「山梨健心館編」「足と腰を使った技」を紹介。
◎剣道男子ときどき剣道女子/インターハイ個人2位などの実績を持つ西口真琴さん(守谷高校)が登場。
強豪・安房高校の稽古「所正孝の流儀」/「手刀で左右胴」の稽古法を紹介。
◎「小説・虎中剣道部」「日本でつくる剣道具」「馬場欽司 敗者はいらない」などの連載も大好評を得ています。

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