剣道日本7月号

  • 2017/6/1

昭和51年創刊。剣道界の出来事を知り技術向上をはかるための専門誌

剣道日本7月号

●雑誌
●A4
●176ページ
●1080円(税込)
●ISBN 03461-07

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特集 年代別 カラダづくりの新発見

各年代において、剣道をするにあたってケガをせず、最高のパフォーマンスを発揮するためには、どんな体づくりが必要なのか。現代に生きる剣士たちはただ剣道の伝統的な稽古を積み重ねるだけでなく、他分野の知見も取り入れさまざまなやり方で体を鍛え、体のケアをし、自分の体と「対話」しています。高校生から20代、40代のトップレベルの競技者、60〜80代の中高年まで幅広く、剣士たちの実践を紹介しました。
■梅ヶ谷翔選手(中央大学)全日本学生剣道選手権優勝、2位、全日本選手権3位などの実績を持つ梅ヶ谷選手が取り組んでいるトレーニングを初公開。梅ヶ谷選手は大学の寮にあるトレーニングルームで、剣道部の活動とは別に個人としてトレーニングを実践しています。ベンチプレス、リストカールなどの器具を使うトレーニング、器具を使わない腹筋のトレーニング、素振り、イメージトレーニングまで、トップレベルの学生剣士がこなしているトレーニングの全貌がわかります。
■小田口享弘選手(三井住友海上火災)/昨年の岩手国体では地元選手として優勝に大きく貢献した小田口選手は、実業団剣士ながら世界選手権出場経験もある名選手。中央大学在学中からトレーニングに取り組んでいたが、40代に差しかかるころから日頃の体調管理や食事に注意を払うようになり、とくに東京から岩手に転勤になってからはジムに定期的に火曜と同時に自宅にも器具を置いてトレーニングに取り組んでいるそうです。食事の仕方、歩き方なども含め、社会人剣士にとって大いに参考になる体づくりを公開しています。
■剣道の身法/小野倫義教士八段は、一般の企業に勤務していたサラリーマン剣士ながら、67歳で八段に合格し、現在74歳。日頃稽古に通っている講談社野間道場では、「剣道観が一緒の人に」指導や助言を行なっているそうです。その内容には「身法」「刀法」「心法」の三つの柱があり、今回は「身法」について60代から80代の仲間の剣士たちに講習するかたちで誌上で紹介しています。正座をして構える方法、歩き方、立ち方、自然体の構え、送り足、手ぬぐいを持っての素振りなどを、体の使い方を考えながら剣道の基礎を改めて見直す内容です。言わば自分の体と対話しながら行なう一人稽古の方法。中高年剣士にお勧めです。
■東海大菅生高校(東京)/今年の全国選抜大会に男女揃って出場、とくに女子は近年全国大会でベスト8など安定した戦績を残している東海大菅生高校。東京都西部のあきる野市にあって、東京都では長く上位をキープしているものの、決して中学までに全国大会での経験がある子が多いわけではない同校は、約8年前に坂田正晴監督がトレーニングを導入したそうです。剣道経験のないトレーニングの専門家がトレーナーを務め、現在は週3日から4日はトレーニングを行ない「インターハイに出場するレベルでは剣道の稽古時間は一番短い」と坂田監督は言います。同校のトレーニング内容を取材しました。
■剣道で多いケガの原因と防ぐための体のケア/大阪府寝屋川市で「かとう整骨院」を開業している加藤太郎さんは現在六段。大学まで剣道を続け、社会人となって高校の指導を手伝っているときにケガに悩む高校生が多いのを見て、専門学校に入り直して学び現在の職業に就いたそうです。小学生から中高年まで多くの剣道をする人がケガの治療に訪れ、加藤さんは治療をしたり指導やアドバイスを送っています。ケガには必ず原因があるという加藤さんに、剣道で多いケガの原因と、それを防ぐためのストレッチについて聞きました。
■骨を知り、健康的に強くなる/筑波大学剣道部出身で、現在は「山伏」という肩書を持つ長谷川智さん。かつて桐朋高校バスケットボール部が甲野善紀氏の「ナンバ」を取り入れて躍進を遂げましたが、バスケットボールのコーチを務めていた長谷川さんが、個人的に指導を受けていた甲野氏との橋渡しをしました。異色の経歴を持つ長谷川さんが、筋肉よりもまず前進の関節を整えること、つまり骨の動きを知ることで、よりよい体の使い方ができることを解説しています。手首や肘関節の調整、腰痛にも効果がある骨盤や股関節の整え方など、膝や足首に効く体操など、自分一人でできる独自の調整法が満載です。
■90歳が実践する朝30分の健康法/木野政夫教士七段(東京)は91歳という高齢ながら週3回の稽古を続けています。木野さんが健康を保ち稽古を続けるために、毎朝欠かさず行なっている数種類の運動を紹介してもらいました。

映画『武曲 MUKOKU』公開直前特別対談

6月3日に全国公開となる、剣道をテーマにした映画『武曲 MUKOKU』。内容についてはこれまでの本誌でも紹介してきましたが、公開を直前に控えプロデューサーの星野秀樹さんと監督の熊切和嘉さんが、本作品への思いや撮影の裏話を語り合いました。星野プロデューサーが藤沢周さんの原作を発見してから完成に至るまでの経緯、剣道シーン撮影のために苦労したこと、キャスティングのこと、俳優たちの演技のことなど、公開が待ち遠しくなる話が次から次へと飛び出します。星野プロデューサー自身も剣道を始めたそうです。

大会レポート

■全日本選抜八段優勝大会/15回目を迎えた大会で初の連覇を果たした宮崎正裕選手。過去の優勝者3人を破ったその戦いぶりを中心にレポートしています。
■関東学生選手権大会/昨年の全日本選手権で注目を浴びた宮本敬太選手(国士舘大)が頂点に立ちました。
■全日本剣道演武大会
■全日本都道府県対抗優勝大会

表紙&インタビュー剣人

■竹中健太郎さん(鹿児島)/世界選手権大会にも出場するなど選手として活躍し、鹿屋体育大学に赴任して10年目を迎えた竹中さんが登場。日本代表女子コーチも務めるなど、将来の剣道界を背負う指導者として期待されています。これまでの歩みや現在の指導について語っています。

好評連載

剣・地・人/三重県津市で行なわれた剣道先賢彰徳三重県少年剣道大会をレポート。歴史のある神社で行なわれる壮大な野試合です。
剣道男子ときどき剣道女子杉本唯子さん(国学院大学)が登場。
思い出の一本佐藤誠教士八段(大阪府)が登場。
伸びる、伸ばす少年剣道/「解脱錬心館(埼玉)編」。手の内と「体の出」を体得させる方法を紹介。
剣に生きる/特集にも登場した東京の木野政夫さん(91歳・教士七段段)が登場。
■強豪・安房高校を育てた「所正孝の流儀」/前号に引き続き「打たせ竹刀」で行なうひき面の稽古を紹介。
■短期連載 剣士たちよ、日本刀を知ろう/第一回に続き中村高達居合道教士七段が松葉國正刀匠の刀を紹介します。
日本でつくる剣道具和工業(新潟)の、面金製造現場を紹介します。
■「小説・虎中剣道部」「川上岑志 剣道の本筋」「馬場欽司 敗者はいらない」などの連載も大好評を得ています。

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